SST~本音と建前を読み取るスキル
こんにちは!
ラ・レコルト枚方です。
7月16日(火)の13時からの就労プログラムは
SST「本音と建前を読み取るスキルを身につけよう」でした!
コミュニケーションスキルを考える上で
「相手の本音と建前を読み取る」といったスキルは欠かせません。
普段私たちは会話の中でさまざまな相手の気持ちをくみ取って、
コミュニケーションを取っています。
例えば、相手の表情から「嬉しい」「悲しい」などの感情を読み取れます。
表情だけでなく、視線やしぐさ、会話の間の取り方などでも
相手の気持ちは読み取れます。
そんな「相手の本音を読み取る」ということを
普段私たちは何気なく行っています。
もし、「相手の本音を読み取る」ということができなかったら
どのようなことが起きるでしょうか?
また、相手の本音を正確に読み取っていると思っていても
それが間違っていたとしたらどうでしょうか?
相手の本音とは違うことを思い込んでいたら
あなたはその場にそぐわない行動を取ってしまうかもしれません。
相手の本音を読み取る力が弱いと
相手に失礼な言動や行動を取ってしまい印象を悪くしてしまいます。
さらに気付かずに失礼な言動が続くと
その人との関係性を悪化させてしまうかもしれません。
就労中にこういったことが起こると会社に行くのが憂鬱になったり
会社に居づらくなり退職するケースもあります。
就労後皆さんが人間関係などで困らないように
講座にて本音と建前を読み取るスキルをポイントごとに
解説していきました!
本音と建前を読み取れない原因

① 非言語能力が弱い
相手の間やしぐさに鈍感であるということです。
相手が表情やしぐさなどで訴えている情報を
見逃してしまっていることが、本音が分からない原因です。
② 状況を察することができない
忙しくしている上司に無理に話しかけてしまうといった
状況を察することができないということです。
悪いように捉えられてしまうと
「空気が読めない人」と思われてしまいます。
③ 話を正しく理解できない
よくあることが「真面目な話なのか、冗談なのかわからない」
といったものです。 冗談だと思って聞いていたら
まじめな話で適当に聞いていたら怒られたということはありますでしょうか。
そうした話題の区別がつけられないことが、原因として考えられます。
☆3つの方法で本音と建前を見分ける

本音と建前が読みとれない3つの原因を解決する方法は次の通りです。
① 表情を読み取る力をつける
② 場の空気を読む力をつける
③ 話題の理解力をつける
といった対処方法があります。
柱となるのは、“非言語コミュニケーション能力”です。
非言語コミュニケーションを理解して
本音と建前を見分けるスキルを伸ばしていきましょう。
【会話に欠かせない読み取るスキルのポイント】
★ 相手の本音を読み取れないと、間関係を壊してしまう
★ 改善には非言語能力がカギとなる!
☆本音と建前を読み取る方法を身に付けよう!
相手の本音と建前を読み取るスキルがつけられるようになると
少し話をしただけでも相手がどんな人かをつかめるようになってきます。
そうすると、初対面でも相手を理解しやすくなり
初めての相手にも物おじせずに接することができます。
話すことが楽になると人間関係の幅も広がっていきます。
表情や声に注目してみよう
☆非言語情報から本音と建前を見抜く!
本音と建前が読みとれない3つの原因と解決策についてお伝えしました。
次は解決策を詳しく解説していきます。
本音と建前を読み取る上で重要な、
“非言語コミュニケーション“について述べていきたいと思います。
☆非言語コミュニケーション

相手の本音と建前を見抜くには、
非言語コミュニケーションが非常に大事になってきます。
なぜなら言葉以外の部分にこそ、相手の本音や建前が表れやすいからです。
私たちの普段の会話では、表情やしぐさ、
間の取り方などから相手が今どんなことを思っているのか、
何を考えているかなどを判断しています。
ですから、非言語コミュニケーションの能力を身につけることは、
相手の本音と建前を読み取る上で欠かせないスキルとなります。
では、どのようなことをポイントとして押さえていけばいいのでしょうか?
☆言語‐非言語の一致が大事!

では、非言語コミュニケーション能力を身につけるためのポイント
を解説していきます。そのポイントとは
「言語」と「非言語」が一致しているかを見るということです!
例えば、相手があなたに「ふざけんなよ」と言ったとします。
その表情が険しく、声が大きくきつい口調であれば
相手は怒っているのだなと判断します。
一方、「ふざけんなよ」と言いつつも、表情は笑って
声はゆっくりで穏やかであれば、冗談なんだなということがわかります。
同じ「ふざけんなよ」と言った言葉でも、その意図は大きく異なります。
本当の意図というのは、表情や声の抑揚といった非言語の部分に
表れやすいものです。 つまり、相手の言った「言語」と
そこに表れる「非言語」が一致しているかを見抜くということが
本音と建前を知るために大切です。
☆本音と建前は言葉だけでは判断できない
声の抑揚はちょっと文章からは伝わりづらかったかもしれませんが
言語、表情、声の抑揚が一致しているかどうか?という点が
本音と建前を見抜く上で大事です。 言葉では否定的であっても
表情や声の抑揚が肯定的であれば、それはOKだということが考えられます。
もし、相手の言葉通りにすべて受け取ってしまったら
「気持ちのわからない人」と判断されて印象を悪くしてしまうかもしれません。
相手の言葉だけで判断せずに、表情やしぐさといった
非言語情報を頼りに相手の本音と建前を捉えていく事で
相手への理解も深まっていきます。
【ポイント】
★ 言葉と表情・声の抑揚が一致している事が本音と建前を見抜くポイント!
★ 相手の言葉だけで判断しないようにしよう!
まとめ
本音と建て前を理解し、適切なコミュニケーションを取ることは、
社会での生活や仕事において重要なスキルです。
そのためには、家族や支援者のサポートも必要ですが
自己啓発やトレーニングなどを通じて
相手の意図や社会的なルールを学ぶことも大切です。
自己成長を目指し、コミュニケーション能力を
向上させる努力を続けることが大切になります。
ラ・レコルト枚方では…
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