『再び仕事するために必要だった準備』~Aさまの復職事例〜

はじめに

レコルトでは、うつ病などによって休職した方が復職に向けて取り組める「リワークサポート(復職支援)」を他機関と連携して行っています。

☆リワークサポート(復職支援)は障害者職業センターや精神科病院、メンタルクリニックなどの医療機関などでも受けることが出来ます。

レコルトの復職支援とは?

サポートを受けるためには

主にうつ病や適応障害と診断を受け、休職している方が利用できます。

他にも行政機関の判断が必要です。

サポート内容

休職している方が対象のため、プログラム内容も生活リズムや体調を整える基本的なプログラムを最初に希望される方が多いようです。

他にはSST(ソーシャルスキルトレーニング)、カウンセリング、グループワーク、就労スキルの維持や向上を目指す方まで、希望や状況によってまちまちです。

レコルトのプログラムは個別に希望や必要度に合わせてプランやスケジュールを一緒に検討しています。

復職支援の目的?

復職支援は復職だけを目指すだけではなく…

  • 仕事のできる心身状態へ整える
  • メンタル不調に陥らないスキルを知る
  • 安定して仕事を継続できる

このような目的のため、復職後に就労定着サポートを利用する方も多いようです。

今回のblog

レコルトで職場復帰を果たされた、Aさまについてご紹介します。

Aさまは就労中にメンタル不調に陥り、休職されていました。それでも復職への思いを持ち続けていました。

主治医からはじっくり、身体と心をメンテナンスしてから復帰しましょうと助言を受けて、就労移行支援事業所に通うことを決められました。

初めは週3日の短時間通所から訓練を開始されました。

こころの安定が伴わず、休まれる日も少なくはありませんでしたが、徐々に事業所で訓練する意義を見出されて欠席が減り、通所日数が増えてきました。

Aさまの希望は復職に向けて

  • 生活リズムの安定
  • 就労スキルを取り戻す
  • 就労先との連携

を支援の希望として挙げられました。

3ヶ月ほどで生活リズムは元に戻り、就労スキルも自信が持てるようになりました。

就労先との連携は

支援員が職場との定期面談へ同行して、現状の状態を第3者として伝えました。主治医や本人の思いについても支援員から客観的な視点で、Aさまと就労先の人事担当者に安心できるように心がけて説明を行いました。

そのうち、就労先とAさまの復帰に向けたすり合わせが始まりました。

支援者として

復帰に向けた配慮事項を就労先にお伝えしました。

  • Aさまの希望
  • 主治医の見解
  • 就労移行支援事業所としての意見

幸いにも障がいについて理解ある就労先でもあり、Aさまの希望が叶い、無理のない職場復帰が実現しました。

Aさまの希望したこと

  • 時短勤務(リハビリ勤務)からのリスタート
  • 定期面談(産業医、保健師・職場の上司、人事担当)の実施
  • 就労移行支援事業所の介入(面談の同席等)

無事に職場復帰を決めたAさまは半年後の今も就労を継続して、活躍されています。

私たちのサポートはご本人が復職して、就労を継続できる環境の調整です。希望のもとで個別支援計画を作成して関連する事業所と連携して復帰を目指します。

もし職場復帰を目指されている方で不安を抱えて悩まれている方があればご相談ください。

スタッフみんなでバックアップさせていただきます。

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