舞台俳優が伝授!楽しみながらコミュニケーション力を高めよう!

ラ・レコルト伏見では、月に1回

コミュトレチャレンジというワークショップを開催しています。

講師は、舞台俳優をされている、正直者の会https://syoujikimono.net/)代表の田中遊先生です。

毎月いろいろなゲームを通して、楽しく自然にコミュニケーション力を向上させる取組をしていただいています。

ワークに参加された利用者さんからは

「人前で話すことに抵抗がなくなった」

「ゲームを通して、考えながら話す癖がついた」

「面接で、笑顔で楽しそうに話しますねと褒めていただいた」

と嬉しいお言葉をいただくことが本当に多いです🗣️

 

今日のブログは講師の田中遊先生に書いていただいた

「コミュニケーション力を高めるためのワークショップの在り方」についてのコラムをご紹介いたします💫

 

「シアターゲーム」って?ワークショップって、どうやって楽しむの?

「シアターゲーム」とは、演劇的な要素が取り入れられた遊びです。

もともと俳優養成のためのトレーニングとして始まったものですが、

社会性をはぐくむ効果が期待され、今では学校・会社研修・まちづくりなど、さまざまな現場でも活用されています。

全員でやるゲーム、一対一でやるゲームなど色々あります。

楽しみながらコミュニケーションの楽しさや難しさについて、また自分のクセなどについても気づいていくことを目指しています。

 

では、そもそも「ワークショップ」とはなんなのでしょう?


「参加者の主体性を重視した体験型の講座、グループ学習…」と聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、

要するに「先生から一方的に何かを教わる」=レッスンやレクチャーではないということです。

レッスンでの「先生」「講師」のことを、ワークショップでは「ファシリテーター」あるいは「リーダー」といいますが

ファシリテーターと参加者が一緒になってゲームで遊びながらコミュニケーションについての学び、発見をしてゆこうというのが「ワークショップ」です。

 

コミュニケーションってなに?

いろいろな捉え方がありますがここではごく簡単に

「伝えること」「受けとること」と考えてみましょう。

自分の思いや意見、感情や状態を「伝えること(送信)」、

相手のそれらを「受けとること(受信)」。

 
「他人とコミュニケーションをとるのが苦手だ」と自認していらっしゃる方は、

この「送信」「受信」がスムーズにできない、あるいはどちらか一方が苦手で

「送信/受信」のバランスが悪くなっているといえます。

 

ただコミュニケーションは相手があって初めて成り立つものです。

ですから「コミュニケーションがうまく取れない。苦手」な人が

自分1人でどうにかできるものではないのです。

(往々にしてそれは逆効果になります)

 

「私がどうにかしなきゃ」と思わなくていい。

むしろ「私が」ではなくて「みんなで何かをする」という意識の持ちようこそが「コミュニケーション力」というものかもしれません。

 

なぜゲームをするの?

理由は大きく2つ。

 
一つめは「失敗するために」です。

 

「他人とコミュニケーションを取るのが苦手」な人はかなりの割合で、

失敗を恐れるあまり心と体がカチコチに固まりこわばっています。

 

心と体のこわばりは、声を小さくし、表情を固くし、周りへのアンテナを鈍らせます。

 

つまり「送信/受信」がなめらかにできなくなってしまう。

ゲームは「失敗しやすい」ように設計されています。

どちらも失敗しないといつまでも決着がつきませんから(笑)

 

何度も失敗して「失敗に慣れる」ことによって、


「怖がらなくていい失敗もあること」


「気持ちを楽にリラックスを保つこと」


を(一方的に教えてもらう理屈ではなく)体の感覚として学んでゆきましょう。

 


もう一つの理由は、

シンプルなゲームの中にも実にさまざまなコミュニケーションの要素が隠れているからです。

 

例えばジャンケンをとってみましょう。

「ジャンケンなんて簡単だ」と思われるかもしれませんが、まずは出すタイミングを相手とを合わせなくてはなりません。

 

「相手と合わせる」というのはとても高度で重要なコミュニケーションの要素です。

相手が出そうとするタイミングを「受信」しなくちゃいけませんし、自分が出したいタイミングを「送信」しなくちゃいけない。

どちらも送信しなければジャンケンがいつまで経っても始まらない(笑)

 

より高度に考えれば

「相手が何を出そうとしているか?」=相手の思いを想像することも必要になります。

 

どんなゲームであれ相手が伴うものであれば、そこにはコミュニケーションの要素が必須になります。

ですから、大切なのはゲームの勝ち負けではなくて「ゲーム自体を楽しむこと」になります。

 

「ゲーム自体を楽しむこと」は、そのゲームを成立させている「コミュニケーション自体を楽しむ」ということだからです。

 

ですからこのワークショップの最初の目標は「ゲームを楽しむこと」です。

もちろん「あんまり楽しめないな」という時もあるでしょう。

その時に「もっとどうすれば楽しくやれるかしら?」と考えたり工夫してみることが、そのままコミュニケーションについての学び、発見なのです。

 

 

コミュニケーションへのチャレンジ=コミュトレチャレンジ!

ラ・レコルト伏見では、田中遊先生のワークショップ「コミュトレチャレンジ」を毎月開催しています✨

見学や体験の方も参加していただけます。

興味がある方は資料請求(http://www.larecolte.co.jp/contact/)か電話・メールでのご連絡をお待ちしています。

☎:075-602-2332

✉:info@larecolte.co.jp

 

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