天候に左右されない通所の意義～暑い日も、寒い日も仕事は休めません～
レコルトの事例
『今日は雨ふりなので通所はお休みしたいです』？？
就労を目指す来所予定者さんから上のような報告の電話がありました。
私たちはどんなふうにお答えすればよいのか考えてみました…。
就職した後のことを考えると、私たちはとても心配になりました。
- 決められた勤務日数や時間を守って働くことです。
- 就職は雇用契約に基づいて働くことです。
でも、突然の休みが続いてしまうと…
- 同じ働く仲間に迷惑がかかる
- 信頼をなくす
- 大事な仕事や業務を任せられなくなる
- 場合によっては雇用延長が断られるケースがあります
レコルトの支援で、とても大事なところは…
『週５日の安定通所です』
- 雨が降っているから休みます
- 暑いので途中で帰ります
- 寒いので、自転車での来所はできません
このような報告を受けたときに、私たちは『就労後を想定して伝えなければならないこと』があります。
暑い日も寒い日も仕事は休めません
当然、突然の体調不良や病気はあり得ることですのでまったく休んではいけないということではありません。
でも、基本的には勤務できる体力を整えることが必要です。
レコルトでは就労体力を整えることが可能です。
週５通所を目指すための心構えとは…
例）暑いからやめとこうか・・・と考えてしまう場合
- 暑さ対策を工夫する
- 水分補給を徹底する
- 服装の工夫で体感温度を下げる
- 外出時の工夫（なるべく木陰を歩いたり、日傘を活用する）
- 布団から出るルーティンを作る
・起きた後、背伸びをして動きやすい体を作る
・水を飲んで、体の渇きを整える
・顔を洗ってリフレッシュする
・ストレッチをして体を緩める
など自分にあったルーティンを決めておくことで解消してはいかがでしょうか？？
就労後をイメージして通所することの意義
就労スキルがいくら高くても就労後や就活で求められることは、『勤怠を守れること』です。
通所が安定していれば、就活場面で、就労できる根拠となりえます。
当然面接のときに、自己PRとして話すこともできます。
決めた通所日を守るために必要なスキル
- 生活リズムを安定させる
- 就寝と起床時間を休みの日でも変えない
- スケジュール管理を行う
- スケジュール帳も利用して予定の管理を行う
- 予定の把握ができているか毎日チェックする
レコルトでは失敗を恐れず、通所の安定を練習することができます。
- 無理をしてしまい、休んでしまうことも訓練中であれば可能です
- 実際の就労場面で困らないように重要なスケジュール管理や勤怠を守れる体力をつけましょう
- 仮に疲労度が増しても、リカバリーできる施策を普段から検討しておきましょう（実は休息はとても大事です）
生活リズムの安定と、最も必要な就労スキルである長く安定して働ける就労体力を獲得してみませんか
就労移行支援事業所の制度や訓練内容、就職・定着状況等の見学される方の知りたいことを丁寧にご説明しますので、安心してお問い合わせください。
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