就労移行支援事業所 ラ・レコルト茨木で行っている精神疾患や発達障害、知的障害の方へのサポート グループコミュニケーションを実践する方法⁉️

2人で話すのは大丈夫だけど、グループでの話し合いは苦手…

私たちは職場や学校などの公的な場面だけでなく、さまざまな場所でなんらかのコミュニケーションを使って生活しています。

そのためコミュニケーションは生きていく中で、とても重要なツールと言えます。

ではコミュニケーションにはどのような種類があるでしょうか。

コミュニケーションに使用しているツール

口頭でのコミュニケーション

最も一般的な言葉を使って会話や手話で情報を伝達するコミュニケーションです。

非言語的コミュニケーション

身振りやしぐさ、顔の表情などのボディランゲージを使って相手に情報を伝えることです。

文章によるコミュニケーション

手書きやパソコンでの入力・印刷など、文字や数字の情報を使って伝える方法です。

視覚情報を使ったコミュニケーション

写真・アート・絵・スケッチ・表・グラフなどを使って、視覚を用いて情報を伝えることを言います。

コミュニケーションスキルや対人関係スキルを身につけるために必要なことは、時間をかけて練習することが必要です。

積み重ねることで確実にレベルアップさせることができるスキルです。

コミュニケーション向上のために必要なこと⁉️

  • 人を知ろうとできる『傾聴力』
  • なにが必要かを分かる『観察力』
  • 相手の身になって考えられる『共感力』

傾聴力・観察力・共感力を養うためには…

4つのステップを取り組むと近道になります。

『口頭でのコミュニケーションスキル』を高めるステップ①

複数人へ情報提供を行う場合、自信を持って全員に聞こえるように話しましょう。

相手の話に耳を傾けて、興味を持って聴くことが重要です。

傾聴する気持ちを持つことができれば、コミュニケーション能力の向上に繋がります。

また、えっと…」「あの…」などの間投詞をなるべく使わないように意識しましょう。

間投詞を使いたくなったら、一呼吸おいてみることをお勧めします。

『非言語的コミュニケーション』を高めるステップ②

  • 元気になったり…
  • 嬉しく感じたり…
  • イライラしたり… など

感情によって心の動きが、身体にどんな影響があるのかを考えてみましょう。

例えば、不安を感じているときは『胃がキリキリと締め付けられる』ことがあるかもしれません。

心の動きによって、身体がどのように影響するのかを理解できれば、他人から見た自分の振る舞いをコントロールできるようになります。

そして、自分が『効果的があるなぁ』と思う他人の非言語的コミュニケーションを真似ることも良いでしょう。

たとえば、肯定的な感情を『うなづきかた』で上手に伝えている人を覚えておいて、真似てみるのはいかがでしょうか。

『文章によるコミュニケーション』を高めるステップ③

文章は簡潔に書くことが必要です。

出来る限り簡潔で明解に、読む人が理解しやすいようにすると良いでしょう。

そのためには書いた後に文章を見直したり、信頼のおける人に添削してもらうと良いでしょう。

また特に良いと感じたり、惹かれる文章を見つけたら、後で手本にできるように、メモしておきましょう。

他人の文章を取り入れることは、コミュニケーションスキルの引き出しを増やすことに繋がります。

『視覚的なコミュニケーション』を高めるステップ④

プレゼンやメールなど、視覚情報を使う前には他の人の意見を求めましょう。

第三者の意見を取り入れて、視覚情報を追加すると、効果的なメッセージを客観的に判断することができます。

そして視覚情報は、見る人の立場になって考えます。

分かりやすい表やイラストなどを挿入して、それらの意味や自分の話とどう関係しているかを、わかりやすく説明しましょう。

コミュニケーションスキルを向上させるためには、訓練目標を設定して、達成したい到達点を目指して段階的に進めてみましょう。

信頼できるご自身を理解してくれる方へ相談して、なにを重点的に取り組むのかを検討されてはいかがでしょうか。

レコルトではグループコミュニケーションスキル向上に向けて、ワークを定期的に実施しています。

今月のテーマは…

『グループで活動したいプログラムを検討する』

普段から馴染みの事業所で、知った利用者さん同士が話し合いますので、大きな負荷はかかりません。

テーマが決められていますので、グループでコミュニケーションをとって答えを導き出すことも難しくありません。

横には支援員がいますので、必要なサポートも行っています。

苦手意識がある方や、不安を抱えている方はもちろん、就職後の事前準備のひとつとして、コミュニケーションプログラムへ参加されてはいかがでしょうか。

レコルトのグループコミュニケーションプログラムは定期的に開催しています。

興味を持たれた方の『お問い合わせ』をお待ちしています。

お気軽にお声掛けくださいませ。

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