ワーク紹介「共同作業ワーク」
共同作業ワーク
グループワークのひとつに「共同作業ワーク」があります。
その名の通り、「共同で」「作業する」ワーク。
今日はその目的について書いてみたいと思います(*^-^*)
まず、軽作業の訓練を行う目的は、たくさんあります。
- 指示理解が出来るか(指示書で理解できる?口頭での説明は必要?見本が必要?)
- どんな作業が得意か、苦手か
- 工夫をしたり、効率の良い作業が出来るか
- どれぐらいの時間、集中して作業が出来るか など
「1人で、自分の好きな手順で、始めるのも終わるのも自分のペースで♪」
これなら誰にも邪魔されず、黙々と作業が出来ますよね(*^^*)
いざ働いてみると…
でも、実際に仕事となると、どうでしょう?
人と一緒に働くというのは、少なからずコミュニケーションを取る必要があります。
- 自分は今日どの仕事をするのかな…
- どんな順番で仕事を進めていくのかな…
- 困った時や質問がある時は、誰に聞いたら良いのかな…
- このやり方、自分には少し難しいな…
- 終わった時は誰かに言ったほうが良いのかな…
いろいろと困り事・不安な事がありますよね。
レコルトでも「人とコミュニケーション取るのが苦手です」と言われる方は多いです。
しかし仕事におけるコミュニケーション力は、
いっぱい話せる会話力ではなく、「報連相(報告・連絡・相談)」が出来る力。
“1人で行う作業が得意で、集中力もあって、スピードも速い!!”
こんなに仕事が出来る人でも、
コミュニケーションが取れないと問題が出てきてしまいます。(特に人間関係)
せっかく就職したのに、そんなのはとっても残念です(T_T)
「共同作業ワーク」の内容
実際にどのような流れでワークが進むのか、確認してみましょう。
①複数人のグループで、誰がどの作業をするかなど相談します。
②相談が終わったら、実際に作業してみます。
作業では、話し合いでの時には気付かなかった困り事なども出てきたりします。
③作業後、改めて相談をします。
上手くいったところは?なにか工夫できることはないか?など話し合います。
④2回目の作業に取り組み、作業効率がどう変わったかを確認します。
⑤最後にふりかえりを行い、良かった点・まだ改善できる点などを話し合います。
グループでの話し合いでは
自分一人では考え付かなかった良いアイデアが出たりします。
逆に、意見が合わない事もあります。
伝える力・聞く力だけでなく、折り合いのつけ方を身につける事も出来ます。
大切なのは、「小さいこと」
始めは緊張や遠慮があり言葉少なめですが、慣れてくると、
「手が空いてるから何か手伝いましょうか」
「どこまで出来てますか?」
「これ、やりますね」
など、お互いを気遣う言葉が出て来ます。
このような声かけは、小さいことのようで、とっても大きなこと。
人と一緒に作業をする事で、できることが少しづつ自然と増えていきます。
作業内容は、誰でも出来る簡単なものを設定しています。
まずは、一緒にやってみましょう(*^^*)
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利用開始
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