障害者手帳取得のメリットデメリット

自分の障がいを理解し、自己理解を深めることは就職に際してとても重要なことです。

また障がい者雇用での就労が可能になります。

しかし絶対に手帳を取らないといけないというわけではありません。

障がい者手帳のメリット・デメリットについて

◇そもそも障害者手帳とは?

障害のある人に交付される手帳で、障害を証明する大きな役割を果たしています。

手帳は3種類に分けられており、障害により取得できる手帳が異なります。

  • 身体障害者手帳

身体障害のある人に交付される。

  • 精神障害者福祉保健手帳

精神障害(発達障害を含む)、依存症、高次機能障害の人に交付される。

  • 療育手帳

知的障害があると判定された人に交付される。

障害者手帳のメリット

・障害者雇用で就労することができる。

障害者雇用で働く一番大きなメリットは「障害に対し合理的配慮をしてもらい、安心して働くことができる」ということです

ここが一般的な雇用と大きく違うところです。

障害者雇用は基本手帳がないと雇用してもらうことはできません。

・各種福祉サービスが受けられる。

就労移行支援事業所や就労定着支援など、手帳があれば福祉サービスをスムーズに受けることができます。(なくても医師の診断書でサービス受給もできます)

また手帳を取得していると障害者就業・生活支援センターで働くことから生活のことまで幅広く相談に乗ってもらうことが可能です。

障害者手帳のデメリット

・大きなデメリットはない

障害者手帳を取得することで、損することはありません。しかし障害者と認定されてしまうことへの抵抗感がある人にはそこが大きなデメリットかもしれません。

手帳を取得したら障害者雇用でしか働けないということもありません。

一般企業での就職も本人が希望すれば可能ですが、障害特性による配慮は受けられないと思っておいたほうがいいでしょう。

また障害者手帳は交付まで約1か月ほど所要するので

障害者雇用を希望している人でまだ取得していない人に関しては

早めに準備しておくことが大切です。

交付の手順などわからないことがあれば職員が説明したしますので、

現在手帳を取得していない、就労移行支援事業所を利用したい方もお気軽に

お問い合わせくださいね☆

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