人を動かす
ラ・レコルト枚方の浅香です。
最近はまた読書することにはまっています。
最近読んだ本の中にデール・カーネギの「人を動かす」という本があります。
タイトルは人を動かすと書いてあるのですが、すべては人間関係の話であり、とっても参考になったので
カーネギが唱える人間関係のポイントを皆さんにも要約してお伝えできればと思います。
カーネギーは大原則として
人間関係は自分自身で作っていくものだということが基本であると唱えています。
ただ何となくではできるものではなく、自分で努力して自分の力で作るものである。と著書に書いています。
ぼーっとしているだけでは相手のことも知ることができないし、
自分のことを知ってもらうこともできないですよね。
よりよい人間関係を作るにはまず
人から好かれるような努力をしなければいけません。
「あの人変わっているけど話してみるととっても面白い～」と思われるのは
仲良くなった後です。
コミュニケーションが苦手な人はまず、人から好かれる法則を知り、
事業所などで実際に意識しながら訓練してみましょう。
人から好かれるには六原則があり
- 純粋な関心を引き寄せる。
- 笑顔の価値を知る。
- 名前を覚える。
- 聞き上手になる。
- 相手の関心事を話題にする。
- 心から賞賛する。
この６項目を意識することで変わるそうです。
・純粋な関心を寄せる
相手に好かれたい、仲良くなりたいと思うあまりに無理に相手の関心を
ひこうとしてしまうことはよくない。ということです。
相手のことを知ろうと純粋に思うこと。無理に合わせたり、自然に気になることを話をしていくことで仲良くなれるきかっけができます。
・笑顔の価値を知る
表情というのは言葉より感情が伝わることが多くあります。
楽しい時には「私はいまあなたと話をしていて楽しいよ」と伝える意味でも笑顔というのはとても大切です。満面の笑みでなくていいです。少しくすっと笑うことや、目が笑っているなということが相手に伝わるだけでもコミュニケーションを円滑にすることができます。
・名前を覚える
言わずもがな一番大切なことですね。
障害特性上、名前が覚えにくい・・・という人も中にはたくさんいると思います。
メモを取ったりして覚える練習をしておきましょう。
・聞き上手になる。
まず人の話をしっかり聞く。
仲良くなりたい。コミュニケーションをたくさん取らなくちゃと思っている人が陥りがちな間違いで、自分のことをたくさん話すということがたくさんあります。
相手と仲良くするには相手の話をまず聞くこと。話を聞かずに自分の話ばっかりしている人に何か自分の話をしたいとは思いませんよね。
・相手の関心ごとを話題にする。
これはコミュニケーションをとれるようになった後、相手の話を聞いて
その中で自分が知りたいことや知ったことを踏まえて話をすると相手は
理解してくれていると感じるんだそうです。
・心から賞賛する
これも相手に合わせたり大げさにほめるということではなく、尊敬できることや素直にすごいと思ったことを伝えることで、信頼関係を築く大きな一歩になるそうです。
全部一気に意識すること、実行することは難しいですが、
まずは一歩ずつ名前を覚えたりすることから始めるといいかもしれませんね。
家で家族とではなかなかこういったポイントに気をつけながらコミュニケーションをとる事は難しいですよね。
事業所では様々な年代や障害を抱えた方たちを交流を持つことができます。
カーネギーの6つのポイントを抑えて
ぜひ事業所でコミュニケーションをとる訓練をしてみませんか？
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