HSP~ハイリー・センシティブ・パーソン~
11月も後半になろうとしていますが、例年の11月に比べ
日中は暑いとすら感じる日がありますね。
これが温暖化の影響なのでしょうか?
温室効果ガスの排出を出来るだけ減らす努力をしていかなければ、
日本の四季もそのうちなくなってきてしまいそうです。
今日は少し前によく聞いた
HSPについて、働く際に配慮してもらえるか?について書いていきます。
そもそもHSPって・・・?
HSP・・ハイリー・センシティブ・パーソン頭文字を取った言葉で「視覚や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人」のことをいいます。
周囲の音や、光、匂いなどが気になって仕方なかったり、人より敏感であったり、
人の言動に動揺しやすかったり、人の感情に自分の気持ちも左右されてしまったりしやすい体質の人の事を指します。
このHSPに当てはまる項目は沢山あり、生きずらさや気疲れをしやすかったりします。
HSPは病気などではなく、あくまでその人の持って生まれた気質の事ではありますが、
その気質でしんどさを抱えていたり、生きずらさを感じている人は
そこから精神的な疾患や症状に結びついていく事があります。
障がい特性と同じで
光や臭いに敏感な部分は生まれ持った性質なので変える事が出来ません。
他の精神的な繊細さは環境要因などで変化する事もあるようですが、こちらも持って生まれた性質なので、早々すぐに変わったり、変えたりする事は難しいかもしれません。
「自分はそういった特性、性質があるんだ」と理解し、うまく付き合っていくしかありません。
しかし、同僚のキーボード操作音が気になる、窓際の席で自然光がまぶしくしんどい・・
等、人より敏感な分、困り事も多く、自分自身だけではどうしようもない事があります。
そんな時には周囲に相談するようにしましょう。
「HSPでしんどい」と言っても伝わらない事があります。
周囲に自分はまぶしく感じるがどうか?訊ねてみたり
席替えを申し込むのも一つではないかと思います。
ここで注意したいことは、絶対に対応してくれるとは限らない事です。
冒頭でもお伝えしましたが「HSPであるだけ」は病気や障害ではありません。
合理的配慮という部分には属されませんので、自分の特性を伝えても
現状が変わらない事もあります。
また他の人の音や臭いに敏感な場合、人間関係に差し障る
センシティブな問題です。
上司にのみ誰もいないところで相談する等、気をつけなければ
相手にも不愉快な気持ちにさせてしまい、円滑な業務遂行に支障が出る可能性があります。
いま働いているけど
HSPの性質があってしんどいと思う方は
信頼できる上司に相談されてみてはどうでしょうか?
事務所案内
利用開始までの流れ
-
資料請求
ご希望の事業所の詳しいご案内をお送りします。見学や個別相談、オンライン個別相談からでもOKです。
-
見学・相談
実際に来所して頂き、事業所の雰囲気を見てもらったり、お話を伺わせて頂きます。オンラインも可能です。
-
体験利用
ご自身のご都合に合わせて体験できます。見学時にご希望があれば、そのまま体験して頂くことも可能です。
-
手続き
利用の際には、お住まいの市区町村の役所で手続きが必要となります。不安な方は同行しますので、ご安心下さい。
-
利用開始
契約手続き、利用についてのご説明をします。あなたに合った計画を相談しながら一つずつ決めていきます。
お電話からもお気軽に
ご連絡ください
受付時間:月~土曜 9:00-18:00
全国に繋がる
就労支援ネットワーク
就労移行支援ラ・レコルトは一般社団法人社会福祉支援研究機構に加盟しております。同機構に加盟する就労移行支援事業所は全国で多くの就職実績を出していますので、安心してご利用ください。