就労移行支援事業所 ラ・レコルト茨木で行っている精神疾患や発達障害、知的障害の方へのサポート レコルトでは『秋から始める就活』をおすすめしています⁉️
秋から始める就活は難しいと言われているようですが、根拠はなんでしょうか❓
政府が推奨している採用活動のスケジュールを見ると理由がわかるかもしれません。
実は新卒採用の場合には…
企業の…
1.求人広報活動は → 3/1〜
2.採用選考活動は → 6/1〜
3.正式な内定は →10/1〜
つまり新卒の場合に限れば、採用スケジュールからすると、(秋からの就活だと…)出遅れてしまっていることがわかると思います。
このことからわかるように、メディアで話題になる『秋の就活が厳しい』とは、新卒採用向けの求人が対象となるようです。
では、障がい者雇用はどうでしょうか⁉️
障がい者雇用に関しては、 12月入社に向けて企業が積極的に採用活動を行う傾向にあります。つまり求職者にとっては準備を始められる秋からがチャンスと言えます。
では、なぜ障がい者求人が多い時期があるのでしょうか?
秋からの求人や採用が増える理由⁉️
「障害者法定雇用率」をご存知でしょうか?
これは、一定以上の規模の事業主に対し、就労している従業員全体に対しての障がい者の割合を定めたルールです。
企業には毎年7月15日までに障がい者の雇用状況の報告義務があります。
そして集計が終わった8月上旬からは、障害者雇用促進法で定められている採用義務を満たせていない企業に対して、労働局は行政指導を進めます。
まず「年内に●名以上を新規採用するように」という口頭指導が入り
達成できない企業には障がい者雇用の2ヵ年計画の作成が義務付けらます。
それでも雇用率が改善しない企業は社名が公開されてしまいます。
障がい者雇用の未達企業は口頭指導を受けたタイミングで障がい者向けの求人を出し、採用活動をスタートさせることになります。
このような理由から毎年「8月~11月の期間」に求人がふえることになります。
参考:障害者雇用率制度(厚生労働省)
「障害者雇用支援月間」とは⁉️
毎年9月は厚生労働省や都道府県が障がい者雇用をすすめる「障害者雇用支援月間」です。
独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)を中心に、優良事業所の表彰や優秀勤労障がい者の表彰なども行われています。
以上の2点から、レコルトでは秋の就活をおすすめしています。
障がい者の採用求人が増える時期の注意点⁉️
企業が障がい者の採用活動を活発化させるのは8〜11月です。
求人数が増えれば、応募者にとって選択肢が増えるメリットがあります。
では デメリットはないのでしょうか❓
これまでに障がい者を採用してこなかった企業や、障がい者を雇用する予定のなかった企業が、行政指導を回避するために急遽、障がい者へ担ってもらう業務を作り、求人を出すケースが時折みられます。
もちろんしっかりと事前準備をしてから求人を出されている企業はたくさんありますが…
障がい者雇用への理解が足りない状況や受け入れ環境が整っていないまま、求人を出す企業も中にはあるようです。
このことがミスマッチ感を生み出す要因となるようです。
「ミスマッチ感」とは⁉️
障がい者本人と、企業との間で就労認識のズレをいいます。
入社した会社でミスマッチ感があると、状況が常態化して、お互いにとってしんどい状況が続くことになってしまいます。
例えば
- 配慮を考慮してもらえない
- 仕事に大きなストレスを感じる
- 勤怠が不安定となる
- 早期離職へつながる
と、望まない結果になることもあるようです。
「ミスマッチ」悩みの事例
- 今の仕事が自分の適性と合っていない気がする
- なかなかチームに溶け込めない
- 受け入れ態勢が万全でない中で入社して、肩身が狭い
- 業務量が少なく、手持ちぶさたな時間がつらい
- 社内に相談できる担当部署や担当者がなく、孤独感を感じる
- 同じ境遇の仲間が働いていない
もし職場でこのような悩みがあればミスマッチが起きているのかもしれません。
単に「障がい」といっても…
- 配慮が必要な内容
- 業務スキル
- 就きたい仕事
など、向き合い方・希望は人それぞれです。
ご自身の現状(障がい・特性・配慮事項)を事前に会社へ説明して相互理解を深めることが重要になります。
入社前に
- しっかりと会社側とコミュニケーションを取る
- 労働環境の確認や労働条件の交渉を行う
以上を行うことができれば、ミスマッチは起こりにくいはずですが…。
ミスマッチを防ぐために…⁉️
ミスマッチを起こさない方法がわかっていても…
自分の障がいの状況や配慮が必要になる点について細かく伝えた上で、労働条件の交渉を行うのは大きな負担を伴います。
数ある求人の中からベストマッチする一つの仕事に就業するためには、企業との間に立って条件確認などを任せられる、就労移行支援事業所を活用することも選択肢のひとつとなります。
- 企業や求人の特性を理解している
- 障がい者についての正しい知識がある
- 障がいに配慮された仕組みがある
「安心してサポートを受けたい」と考えたら…
障がい者をサポートできる就労移行支援事業所は地域を探せば見つかると思います。
- 入社前の調整や入社後のフォローが受けられるか
- 支援員の対応は安心・信頼がうけられるか
以上のような選択のポイントを吟味した上で見学や体験を検討されてはいかがでしょうか❓
転職活動を行うのは、一時期だけかもしれません…
でも「就労する期間」は長い時間を想定していることと思います。
大切な就労期間を、有意義に過ごすために…
入社前と入社後のサポートが必要と考える方は、就労移行支援事業所を検討してみませんか❓
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体験利用
ご自身のご都合に合わせて体験できます。見学時にご希望があれば、そのまま体験して頂くことも可能です。
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手続き
利用の際には、お住まいの市区町村の役所で手続きが必要となります。不安な方は同行しますので、ご安心下さい。
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利用開始
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